東京じゃらんじゃらん―23歳マレーシア娘のニッポン不法就労日記



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深刻なトピックだが、面白く読まずにはおれない作品

 日本に観光ビザで3ヶ月の滞在が許可された、マレーシア人ビビアンの就労日記。不法就労である事は先刻承知だが、本国で稼ぐよりはお金になる、と来日直後から、しらみつぶしに店員募集の張り紙がしてある店、又は同胞のつてで紹介を受けた店を訪ね、仕事を探す毎日が始まる。しかし、殆どの所からは、日本語がまだきちんと話せない、又は外国人だから、という理由から、門前払いを食らってしまう。しかし、そんな状況にも一切めげずに「ダイジョーブ、ダイジョーブ」と自分に言い聞かせ、前向きに物事を考え、成せば成るといった姿勢で、毎日を生きて行く。不法就労という、見つかれば数年間は日本へは再入国出来ない、という決して軽くない処罰があるという、深刻なトピックを取り上げている本書なのだ!何処となく、ビビアンのひたむきな姿勢が、コミカルで、しかも気が軽くなる内容にしているから不思議だ。1度でも海外でちょっとだけでも仕事をしてみようと、思った事がある人は読んでみるといいだろう。



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